オイルの酸化について

保湿オイルにはさまざまな種類があります。ここでは安心して使うために、保存性について考えてみたいと思います。

普通、油などは時間が経つと分解して酸が増え、空気中の酸素と結合して過酸化脂質となります。また、過酸化脂質は、時間だけでなく紫外線によっても作られます。過酸化脂質は肌を刺激し、肌荒れ、シミ、吹き出物など、お肌のトラブルの原因になります。酸化しやすいものとしては、グレープシード油、ローズヒップ油などがあげられます。

さらに、比較的酸化しにくいものとして、アボガド油、セサミ油、スイートアーモンド油など。そして椿油、ホホバ油、ココナッツ油などは酸化しにくいと言えます。酸化に強い油なら、時間が経っても紫外線に当たっても、品質が変わらず安心して使えるのです。

ココナッツの強い抗酸化力

酸化に強い油の中でも、なんと、バージンココナッツオイルは、パラベンなどの添加物を一切使用しなくても、2年も使用できるのだそうです。

脂肪は大きく分けて飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分類されますが、バージンココナッツオイルは飽和脂肪酸が90%以上を占めています。この飽和脂肪酸は低温で固形化する特徴があり、これが酸化に強い証明にもなっています。

そのため液状のバージンココナッツオイルは約20℃以下で固形化が始まり、逆に固形状のものを約25℃以上の場所に置いておくと液化が始まります。その中間の気温ではバーム状の半固体でとどまることになります。